Mooerのディレイを試してみたんだね。
なにやら,小さいエフェクトをいっぱい作ってるMooerというメーカーがあるんですよね。
歪みものも空間系も,さらにはカミングスーンでMicro DIなんていうものまであります。
価格もかなり安いので,人件費が安い地域で製造されていると思われまして,まあ,性能的にはどうなのかと。
不安要素も大きいわけですが,それでもサイズが小さくなれば,エフェクトボードにはいっぱい入れられたり,また,エフェクトボード自体もダウンサイジングできたりするので,ものは試しに「MOOER Repeater」を買ってみました。
あ,ちなみにボクの買ったものは,箱つぶれのアウトレット品ですので,到着したときから,この状態です。
本体は問題ナッシング。
このRepeaterは,デジタル・ディレイで,モジュレーション・ディレイ,通常のデジタル・ディレイ,キルドライモードの3種類のモードが切り替えられます。
トゥルーバイパスなので,一応,オフの時は劣化しません。
音質はですね,まあ,簡単に言うと価格通りのクオリティです。
この倍の価格のディレイ・ペダルと比べたら低品質なわけですが,でも,その半分くらいの性能というわけでもない。
感覚的に言えば,TCの廉価価格帯のFlashbackの75%くらいのクリアさ,を期待して導入すればいいんじゃないでしょうか。
当然ですが,さらに上位ランクのTime FactorやTIMELINEあたりとは比べようがありません。そんなことしたらバチがあたります。
でも,音質は最高では無いですが,エフェクトのサイズは半分になります。
ものは使いよう。
音質に関して言えば,おそらく,AD/DAコンバーターの基本性能であったり,長年ミュージシャン用のエフェクトを作ってきたメーカーのノウハウの違いが大きいでしょう。
あとは,その他のジャックとかパーツも安いものが使われているはずなので,使っているうちに接触不良があったりするかもしれません。
まあ,そんな危険性も含めて考えながら,ボードを組むときの選択肢の一つにあるといいかなと思います。
あ,あとですね,裏側なんですが,まるでBOSSペダルのような長いゴムがべったりついてます。
四隅を止めてる丸ネジの頭分くらいの厚さのゴムです。
なので,ボードに固定するときにベルクロを使うのが難しくなりそうで,方法を考えてます。
まあ,はがすしか無いでしょうね。
でも,そこにベルクロを貼っても,丸ネジの頭の方が下に着いちゃう可能性大。
こうなると,なかなかしっかりと固定するのは難しいです。
方法としては,通常よりも厚い素材のベルクロとか,その他の固定テープを使うかなーと。
そんなわけで,初MOOERレポートでした。
違うものを試すかどうかは考えちうです。
最近のコメント